人への危害防止と環境対策の検査
近年、危険物が流出または漏洩する事故が増えております。
事故は人への危害が問題になることはもちろんですが、環境問題が大きくクローズアップされる現代にあっては、それが周辺地域に与える影響がかつてなく大きくなっていることから、危険物を扱う事業者は施設の検査と管理を厳格に行うことが必要です。
パンオイルサービスが、ご協力いたします。
FRPタンクライニング
老朽化した地下燃料タンクを再生・延命して安全と安心をご提供いたします。
永年使用による腐食老朽化した地下タンクは危険物の漏洩を引き起こす原因となり、 深刻な環境破壊を招きかねません。 また「改正消防法令」「土壌汚染対策法」の施行にともない、 地下タンクを保有されているすべての企業には、土壌環境の保全が求められています。
FRPタンクライニングについて
「鐵」は構造材として、他の材料には無い強度、靭性、経済性を有しており、 加工性に優れている事から、剛性を高めることも自由自在に出来る優れた素材と言えます。しかし「鐵」の弱点は使用環境にもよる酸化作用(腐蝕)により、 素材自身の強度を低下させてしまう事です。 局部集中腐蝕の場合は、銅板を貫通し、漏洩させる場合も生じます。
タンクFRPライニングは、地下タンク素材「鐵」のもつ優位性を継続させ、腐蝕という弱点を補うため、FRP(Fiber Reinforced Plasutic 繊維強化プラスチック)を内面に積層施工致します。 「鐵+FRP」の複合材料で、双方の利点を活用した工法です。 また、FRP施工膜厚2mm自体も強度を持っていますので、腐蝕進行防止と補強の両面が可能となります。
FRPタンクライニングの実施基準について
もし腐食老朽化が懸念されているならFRPライニング工法をご検討ください
地下タンクの腐食進行を止め、漏洩を未然に防止するFRPライニング工法で老朽化した地下タンクもFRPライニング工法の技術で甦ります。
●危険物第4類なら全て施行可能です。 また、薬品関係の場合は、事前に成分分析表でFRPとの反応をチェックします。
●地下タンクは永年使用で、内面より腐食している傾向があります。 40年以上経過したタンクは至急対策が必要です。
●現在のタンクにマンホールがない場合でも、新たにマンホールを設置し対応いたします。
ただし、所轄の消防署に対して事前に許可が必要となります。
オイルタンクリーニング
オイルタンクの長期使用により、タンク底部に水分やスラッジ等が蓄積されます。
これらを取り除かないとボイラー等に支障をきたすことがあります。 よって、定期的な地下タンク清掃をお勧めします。
また、タンクの廃止・設置工事も承っております。
作業工程
地下タンク定期点検
地下タンクは消防法に基づき、定期的な気相及び液相部の検査が必要です。パンオイルサービスにお任せください。
<点検の実施期間>
・完成(埋設)してから15年未満…3年に1度
・完成(埋設)してから15年以上…1年に1度
移動タンク圧力検査
タンクローリー車は、移動タンク貯蔵所に関する5年ごとの漏れの点検が義務づけられています。
パンオイルサービスでは、ミニローリーから大型ローリーまで各種車両の漏洩検査を行っています。お気軽にお問い合わせください。